富士ヒルクライムのコースを鉄下駄アウター縛りで登ってきた。
富士ヒルクライムの試走に行ってきました。
先日友人に誘われ富士ヒルクライムの試走に行ってきました。
自宅から車で3時半ほどでスタート地点である富士山麓公園の駐車場に到着。
今回はトレーニング目的なのでビアンキのインテンソに1900gのホイールSHIMANO WH-RS010に350gもあるタイヤVittoria Zaffiro Rigid 700x25Cを装着した鉄下駄を装備してのチャレンジ。
早速スタート地点の富士スバルラインの料金所を目指します。
しかしこのホイールは重い(-_-)
さらにタイヤの重量はホイール以上にずっしりと効いています。
富士ヒルクライムは平均勾配が5.2%、最大勾配が7.8%と比較的傾斜が緩いコースです。但し距離が25kmもあり、標高差も1270mあるのでスタミナ勝負のコースといえます。
料金所までも坂があるけど勾配は緩め。経験者の話ではこんな坂がずっと続くとのこと。
この程度の坂ならがアウターでもいけるなと思い、アウター縛りで行くことに決定!
料金所で200円を払いいざチャレンジ!
スタート~一合目下駐車場
スタート開始から一合目下駐車場までは7~8%の勾配、そこそこの勾配だがウォーミングアップにはちょうどいい感じ。正面に富士山が見えるため頑張る気にさせてくれる。これから登るぞって感じでテンションが上がってきます。
一合目下駐車場。富士山が良く見える場所です。ちょっと上の方は曇っているのかな?
一合目下駐車場~一合目~二合目~樹海台駐車場
この区間は勾配が4~6%くらいのなだらかな傾斜が続く。
ところどころ平坦に感じるところもありタイムを稼ぐことができる区間だと感じた。
直線の坂道が多く視覚的に距離が長く感じてしまうコースだと思いました。
樹海台駐車場から。下の町が良く見え気持ち良い眺めでした。標高は1600mくらい。
樹海台駐車場~三合目~大沢駐車場
ひたすら緩い坂が続く。
あ~だんだん飽きてきた。
景色があまり変わらないからそのせいか?
あと富士山が見えてこないからモチベーションを維持するのが大変(+_+)
疲れが少しずつ溜まってきたので補給食と水分をしっかりとってもうひと踏ん張り!
大沢駐車場から。このあたりから霧が濃くなってきたので先行きがちょっと心配に。
展望台からは素晴らしい景色が見られるらしいけど、今日は真っ白で何も見えなかった。残念。標高は2020m
大沢駐車場~四合目~五合目
大沢駐車場を出発し直ぐに四号目を通過。
その後は勾配はさらに緩やかになりグッと楽になります。
決戦であれば思いっきり飛ばすところなんですが、今回はゆっくりと観光気分で走行。
途中で登山口らしき場所を発見。富士山が凄く近くにあり迫力があった!
この先の洞門を潜り抜け、少し平坦がありますが最後に7%のちょいキツめの坂が待っておりました。
最後の最後はダンシングで乗り切りフィニッシュ!
走り切った感想は「長かった」の一言
全体的に勾配が緩かったのでアウター縛りでも何とかなりました。
キツいときはダンシングを有効に使えばまあ大丈夫でしたね。
記念に1枚。
やっとのたどり着いた五合目には日本人はほとんどいませんでした。
噂には聞いていたけどほんとに凄いね…
中国の観光地に行った気分になりました。
いろいろお店にも寄ってみたかったけど、チェーンロックはあるものの何となく自転車を置いていくのが怖かったので、写真だけ取って直ぐに下山することに。
(気温は10℃で寒かったしね)
下山は今まで登ってきた25kmを一気に下ります。
とても気持ちいいんだけど、とにかく寒い。ウインドブレーカーを着ていても寒い。
無事下山して、その後温泉に入りこの辺の名物らしいうどんを食って帰りました。
富士ヒルクライムのコースの感想
難易度としては初心者~中級者向けという感じ。初心者でも時間をかければ登れるコースだと思います。こんな自分でもアウター縛りで走れる感じだったので。
ただ距離がひたすら長くペースが遅いと走行時間が長くなってしまうので飽きてしまう感じがしました。ある意味我慢との闘いですか。
持久力を鍛えるにはいいコースだと思います。
あと富士は観光バスが走りまくっていて、わざとギリギリを狙って走っていくヤツがいたりしてちょっと怖かったです。風圧でバランスを崩しそうになったし、道路脇も路面が悪かったり側溝がたくさんあるのでコケるリスクは結構あると思いました。
最近試走した赤城山ヒルクライムに少し似ているのですが、赤城の方が勾配があるので手ごたえがある感じ。楽しさで言うと富士の方が楽しかったかな~。