んーちゃまのロードバイク日記

40代初心者が体験したこと、感じていることを書いていきます

ローラー台トレーニング中の二酸化炭素濃度を測ってみた

室内で長時間ローラー台のトレーニングをすると、気分が悪くなることありませんか?

 

自分はたまに息苦しさを感じる事がある。原因は疲労によるものかもしれないけど、室内の空気が悪くなっていることも原因の一つだと考えた。

人は運動するとき多くの酸素を消費し二酸化炭素を排出するため、室内環境は絶対悪くなっているはず。

そこで二酸化炭素濃度計GC-02を購入し室内CO2濃度を測定してみた。
これはリアルタイムにCO2濃度を数値で確認できる優れもの!

本体にはCO2濃度が人体へあたえる影響が書いてある。

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5000ppm以上はヤバそう     スタート前は許容できるレベル

 

3本ローラーはうるさいので窓無しの6畳の密室で扉を閉めてやることが多いです。(一応24時間換気はまわっている)それに加え空気を循環させるためサーキュレータを回し測定開始!

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10分後は1395ppm       15分後は1845ppm 

みるみるCO2濃度が上昇している。換気が追いついていない!

 

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25分後は2440ppm       30分後は測定不能になるまで上昇!

Hiは3000ppm以上になると表示される。ここまできたら健康に害を及ぼすレベル。
密室では30分くらいが限界!(・∀・)

室内の空気が淀んできているのが分かる。これはさすがにまずいと思い一か所扉を開けた。新鮮な酸素が入ってきて、そのまま1時間たってもCO2濃度は2000ppmくらいで落ち着きそれ以上は上昇しなかった。

負荷が高い運動を行うと、CO2排出量は安静時に比べ3~4倍くらいになるそうです。

だから換気扇回す程度では換気が間に合わない。密室でのトレーニングは問題外で、扉を開けていてもCO2濃度が結構な数値まで上がることを確認した。

できるだけ窓を開けた状態でトレーニングすることが好ましいが、騒音がそれなりにあるためためらってしまう場合が多いと思う。

自分の場合は「健康に害を及ぼす可能性レベルの2500ppm」を超えたら休憩を入れて、一度外気を取り入れてからまたトレーニングするようになった。
神経質なのかもしれないけど気になるCO2濃度が目に見えるようになって、自分は気持ち的に安心できるようになった。気にしなければ全然気にならないことかもしれませんけどね。